おすすめ絵本 ねずみくんのチョッキ あらすじ

ねずみくんのチョッキ
なかえよしを作 上野紀子絵
ポプラ社 1997(1974)
31p 25× 22cm(絵本のひろ
ヤゴ5)
〔程度〕幼児
定価 本体1,000円(税別)

【ねずみくんはおかあさんにあんでもらったチョッキを着て
「ぴったりにあう」と満足気です。そこへあひるが登場し、
「いいチョッキだね。ちょっときせてよ」といいます。ねずみ
くんは「うん」とすぐ承知します。あひるは「すこしきついが
にあうかな?」と試着におよびます。それから、猿、あしか、
ライオン、馬、象と登場して試着するごとにチョッキは伸びて
いきます。象が着ているのをみて、びっくり仰天。ねずみくん
はひものようになったチョッキをひきずり、しょぼくれて立ち
去ります。けれども話はそこで終わりません。終面に1コマの
絵を置いています。ねずみくんがチョッキを象の鼻にかけて楽
しそうにぶらんこをしているのです。】

うぐいす色に自ぬきの短い説明文を右側に、左は額ぶち形式
をとり、鉛筆描きの単彩で動物を描き、象徴的に赤いチョッキ
を配しています。単純明快な描き方です。ねずみくんのチョッ
キが次つぎに形の大きい動物に試着され、象は画面をはみ出す
姿態で描かれ、動物の表情の変化とその心理を巧みに描いてい
ます。場面展開の意外性に、この絵のもつ具体的で即物的な説
明性がよく結びつき、言葉による説明を少なくしています。気
のいいねずみくんのようすは、おかしさとともに、複雑な気分
に読者をさそいこみます。子どもたちにはものを借りるという
こととともに貸してあげる心理とか顕示欲なども強いものです。
子どもたちは絵本の展開するおかしさにひかれながら、他人の
持ちものに興味や関心をおこす自分の気持ちを重ねあわせて楽
しみます 

 
薬 通販なら安心くすりネットで
くすり通販
sigmasolns.com