くろべのツンコぎつね

くろべのツンコぎつね
WS000332
定価 本体1,200円(税別)

あらすじ

ツンコは親なしの子ぎつねです。雪深い黒部のふもと、狩
人のせいさくの家の鶏を襲った母さんぎつねは、せいさくにう
たれたのです。傍にないていた子ぎつねは拾われ、ツンコッン
コと大事に育てられました。子もちぎつねをうったせいさくは、
何ともつらい気持ちでした。
秋の月の美しい夜、おばばは、ごろうをひざに、いつものき
つねのよめいりのうたをうたいます。向こうの森できつねがカ
ケーンとなくと、ツンコは耳をピクピクさせていました。次の
朝、どこを探してもツンコはいません。山へ帰ったのでしょう
か。村が又、深い雪に埋まった月の夜、表の戸をカリカリする
音、やはリツンコでした。せいさくはたっぶりごはんをたべさ
せ「はらがへったらいつでもこいよ」と、やさしく山へ帰しま
した。】
黒部山系のふもとに繰りひろげられる、動物と狩人の間に織
りなされる物語です。子もちぎつねをうったせいさくの悲しみ、
そして、子ぎつねを育てるため家畜をとらなければならない母
ぎつね、ともにきびしく生きています。
やわらないコンテの線に水彩で描いた絵は味わい深く四季の
移りが起伏となって全編を流れています。時には深々とした雪
の情景を描き出し、また、ツンァが月光をあび山の声に耳をす
ます後ろ姿は、成長したツンコのゆれ動く感情を伝えて感動を
よぶ場面ともなっています。せいさくの狩人としてのきびしい
生き方、悲しさ、そしてそこに流れるあたたかい心がひしひし
と伝わってくる絵本です

 
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