こんこんさまにさしあげそうろう あらすじ

WS000336
こんこんさまにさしあげそうろう

あらすじ
【雪の降る季節に、暗い穴の中で子ぎつねはおなかを空かせ
て母ぎつねを待っています。氷がはりつめて身動きできない冬
は、きつねは獲物に大変苦労します。ところで、この村では冬
にきつねが里に降りて、里をあらすのを防ぐために、野施行と
いうお稲荷さまの祭りをして、お供物をきつねに分けてあげる
行事をしていました。母ぎつねは「こんこんさまにさしあげそ
うろう」と唱和する里の子どもたちの声にさそわれて、お供物
を受けて子ぎつねの空腹を満たしてあげることができました。
母子ともに安らぎをえたのでした。】
冬に食べものが無くてひもじい思いをしている子ぎつねを思
う母ぎつねの心を伝える物語と、画家の独創性豊かで素本卜な味
わいのある絵とが調和した絵本です。この絵本は野施行という
民俗的行事を、きつね母子の愛情物語に組みこみ、自然界で人
間と動物が共存してゆく姿に関心を向けつつ物語に幅と奥行を
つけ、リアリティを生み出しています。
寒ざむとした雪野原、獲物を追う母ぎつねの回想場面、野施
行との出会い、餌を与えて子守り歌を歌う母ぎつねなど、見開
きの画面で構成し読者の情感に訴える工夫をおこなっています。
日本画特有の技法を生かし、自然の景観とそのひろがり、時間
の経過などを低学年の子どもにもわかりやすい画面処理で描い
ています。
文章は説明と描写を適切に使い分けています。終末で歌う母
ぎつねの子守り歌は物語に起伏をつけ、しみじみと愛情の美し
さを訴えます。読み聞かせにも最適です

 
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