はかまだれ 舟崎克彦作 村上豊絵 あらすじ

はかまだれ
舟崎克彦作 村上豊絵
舞阪町(静岡)ひくまの出版
1994(1984)
31p 25× 1 9cm(ひくまの出
版幼年えほんシリーズ・あおい
うみ9)
〔程度〕小中
定価 本体1,165円(税別)

【大盗賊ミはかまだれミも寄る年なみには勝てず、子分から
は見放され、しけた盗みで小役人に追われる身。足ももつれ、
あえぐ息の下から生まれてはじめて仏を念じた。と、その時、
大岩がころがり落ちて来て、れまかまだれミはたちまちその下
敷に。役人どもはひきあげてゆく。すると、なんとしたことだ、
岩はみるみる姿を変え、墨染の衣の尼さんに変わった。「おっ
かあH」としがみつく ミはかまだれミ。わが子を恥じて尼とな
った母はなげく、「何と業の深いことよ。」】
「今昔物語」に出てくるミ
袴垂ミという大盗賊の話を、創造
的に現代によみがえらせたものです。母親の愛に救われる大盗
賊の末路をドラマチックに描いています。歯切れのよい語り口
が、ユーモラスに描かれた墨絵の世界に溶けこみ、追われる盗
賊の姿や心の変化が、あわれに面白く展開されていきます。
声を出して読むことにより、リズミカルでテンポのよい文体
が、さらに親しみあるものとなり、選ばれた言葉に日本語の味
わい深さを感じとることができます。
水墨の発色の美しさ、自在な筆致とデフォルメの妙、そして
ゆったりと余白を生かした効果で、深い人間のミ業ミやミ
悲し
さミを奥行き深く語るとともに、場面の変化を巧みにもりあげ
てくれます。
実践の結果、子どもにも大人にも感動をよびました。それは、
文・絵ともに通俗性をしっかりとおさえた上に、高い芸術性で
統一した絵本だからでしょう

 
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