やさしいたんぽぽ あらすじ

WS000364

やさしいたんぽぽ

【小さな女の子が、お母さんに「すててきなさい」と言われ
て、こねこを抱いて野原にやってきました。野原のむこうに電
車が走っています。暗くなって誰れもいない。ミルクもない。
途方にくれた女の子が、「たすけて……。」とつぶやいたとたん
足もとが光りました。たんぼぼが明りをつけたのです。「わた
しを摘むと、 ミルクが出ます。」ためらう女の子に、たんぼぼ
ヤま「花はやさしい心でいるとき、摘みとられても死にません。」
と告げます。野原から野原へ捨てられた動物たちを拾って走る
不思議な電車は、女の子の前から遠ざかり光の国に向います。】
パステルの柔かいタッチで画面の%を占める緑豊かな野原は
この物語の舞台として印象的です。暮れていく空の青紫色は、
女の子の切ない悲しい気持をよく伝え、さらにたんぼぼの明る
い黄色は、色を超えて光となり暖かさと優しさを表現して実に
効果的です。最終ページでは、野原一面に広がるたんぼぼの明
りに、電車の窓の輝く黄色が一段と映え、女の子の安心した気
持が表現されています。情感のこもったわかり易い文章と幻想
的な画面の展開に、読者はこの物語に十分ひたることができる
でしょう。
子どもは、自分の力で解決できない悲しみを幾度も経験しな
がら成長していきます。こねこを捨てなければならないという
悲しい気持の女の子と、たんぼぼの鰻しい心情とを重ねあわせ
て、子どもたちは清らかなほのぼのとした思いを抱くとともに
命あるものへの深い愛を読み取ってくれます。

 
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