ゆびくん あらすじ

WS000049【ぼくのゆびくん。人さし指のゆびくん。おはよう、おはよ
う、きょうも元気にあそぼうよ。おもちゃ箱をひっくりかえし、
笛を吹いて、やじろべえであそんで、び―だまはじく。絵をか
いて、絵の具でよごれたゆびくんを洗う。靴のひも結んで、お
庭で遊ぼう、小さな虫さんこんにちは。きれいなばらの花、あ
っ、いたい、とげ。ゅびくんも泣いてる、ぼくも泣いた。ほう
たいしたもの、もういたくない。おふろに入ったし、はみがき
したし、もうねむたいね、うん、ねむたいよ。またあしたあそ
ぼうね、おやすみ、ゆびくん。】
幼い子どもの日常生活のひと駒ひと駒の中で、ふだんは、自
分と一体となっていて、特に意識されない指が、自分と別な人
格として擬人化され、自分と対応しながら語りかけてきます。
このユニークな発想に、幼い子どもたちは、思わず自分の指に
よびかけ、絵に真似た遊びを展開しはじめます。絵本のどの場
面でも、自分の経験とてらしあわせて、つぎつぎに発言をうな
がされ、イメージを一層ふくらませてゆきます。そうして、終
場面のミおやすみ ゆびくんミで、やすらぎの満足感にひたっ
てゆきます。
たっぶりと水を含んだ水彩の絵は、明快でおだやかな色あい
です。大胆な構図と、この画家独得の様式化された表現は、
ユーモアをたたえて、幼い子どもの心情にびったりです。子ど
もばかりではなく、おとなにとっても、思わず自分の指に語り
かけてみたくなるような絵本です

ゆびくん
五味太郎作・絵
岩崎書店 1997(1977)
31p 25× 22cm (ファミ リー
えほん3)
〔程度〕幼児
定価 本体951円

 
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