わんわんわんわん くすくすえほん あらすじ

【わんわん、わんわん、白い犬がほえています。それにつら
れてニャーゴニャーゴ、黒い猫が鳴いています。ぶひっぶひっ、
ピンクの豚が鼻を鳴らしています。ンモー、自黒のブチの牛が
鳴いて来ます。 クワックワックワッ、白いめんどりも羽を広げ
て鳴いています。めヘーめヘー羊も来ました。6匹が鳴き交し
ているとプオーンと象が現われ、続いてゴリラがゴッホゴッホ
と通り過ぎました。6匹は声をひそめて象とゴリラを見送ると、
また元気に鳴き出しました。ニャーゴ、ぶひっ、わんわん、め
ヘー、ンモー、クワーコッコ。】
鳴き声だけで展開していく絵本です。次々と鳴きながら登場
する身近でおなじみの動物たちが、思い思いに交信し語ってい
るようです。物語の山場は、象とゴリラの出現で沈黙が流れ押
し黙る6匹が、威圧するかのように通過する象とゴリラの去っ
た後、再びにぎやかに鳴き出す場面で、何とも滑稽な光景です。
あたかも6匹には家畜という仲間意識があって、象とゴリラは
別種だと牽制サインを発しているようです。鳴き声の活字の大
きさや配置、動物たちの動きと位置関係などに工夫が見られ、
読者の想像をかりたてるユニークな楽しい構成となっています。
読みきかせると、子供たちはそれぞれ好きな動物の鳴き声をま
ね、おたがいに共鳴して喜びます。特に、ぶひっぶひっのピン
クの豚がお気に入りで、いつもは大や猫ごっこをしていた子た
ちも、しばらくは豚に変身ごっこがはやったほどです。動物同
士の鳴き声が立派なコミュニケーションの手段として言葉以上
の意味をもつことを、子供たちが実感した作品です。

わんわんわんわん くすくすえほん
高畠純作
理論社 1997(1993)
〔26〕p 19× 23cm
〔程度〕幼児
定価 本体951円(税別

 
薬 通販なら安心くすりネットで
くすり通販
sigmasolns.com