発達障害は増えているのか?環境や遺伝、生物学的要因について

 

医療方面調査委員会では、その要因は?環境や遺伝が関連する生物学的要因か?あるいは、社会的な事情(診断概念の広がりや支援制度が確立してきたなど)によるものかにつき、小児科および精神科臨床、疫学、遺伝学の立場から調査検討した。
小児科および精神科臨床の立場からは、専門外来でも、最近5~ 10年で支援や診療を受ける発達障害は増えている。
疫学の立場から、文献検索で、ほとんどの調査で自閉症の有病率は増加していたが、診断方法、診断基準が確立していない現状での調査、真の増加を言及できない有病率調査の限界が示された。
様々な支援を必要とする精神遅滞のない発達障害、あるいは明らかな発達障害とはいえないがその要素のある子どもの増加は確かであり、従来の障害概念での対応、すなわち特別な枠の中での教育や福祉という対応では不適切になってきているという認識が必要。
どのような環境の変化がそのような変化をもたらすか、最近増加して特徴と深くかかわる前頭葉機能にも焦点をあて、臨床的に、遺伝学的に検討し、社会に意見をいくことが重要である

支援の要否は別として、発達障害の医学的な診断は慎重であるべきであり、できる限り普遍的な統一性のある診断基準や診断方法を検討すべきである。

 

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